老化の原因は、ある種の物質が不足するために起こるものである。
細胞が老化すると、細胞同士が接している部分がギスギスしてくる。そのギスギスした部分に作用し、潤滑油的な役目を果たし、細胞の老化を遅らせることができるのがビタミンEなのである。 いわば、”不老不死”の薬なのだろう。
最も、ビタミンE自体は目新しいものではない。7~80年も前に発見されており、米や麦の胚油、バター、キャベツ、ヒマワリのタネ、大豆などに含まれている。
また、ビタミンEは、老化だけでなく、オキシダントによる他のビタミン類の破壊を防いだり、患者への副腎皮質ホルモンの投与量を節約させ、副作用を軽減させるなどの効果があると言われています。
このほかにも、歳をとるとともに血管の中で血液が固まり、それがもとで高血圧症や動脈硬化などになるが、ビタミンEをとることによって血液が固まるのを防ぎサラサラの若々しい血液にかわるという。
そのため、血管拡張、血栓融解、筋肉強化、更年期障害、子供の眼病、皮膚病などにも有効という。
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