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設定が安定。人生100歳の為の足腰の運動や認知症の現象などと、ミニ知識で脳トレの実践を目指していきます。

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先生を殴る蹴るは戦前からあった

おもろい雑学

うたた寝していたら、ご飯できたよ!ごはんだよ!起きて!バイクが集団で動くイメージの音の中で呼ぶ声が聞こえる。なんとなく現実に近づいている、もう少し寝入っていたら起きれないかもと言う様な睡魔の三途の川の手前で目が覚めた。

テレビでは改造バイクや特攻服などの昭和からZ世代の集まりが流れていた。

そういえば、今では聞かなくなったが、40年くらい前、学校が大荒れしていたのを思い出しながらファッション化した族の画面に懐かしさすら覚えていた。

そんなわけで、戦前の学校内暴力を調べてみました。

北海道寿都郡の、ある尋常高等小学校で、昭和11年3月23日の卒業式当日、高等科二年生八名が受け持ちの先生を袋だたきにするという事件が起きた。

 この八名は、卒業式の後の謝恩会が終わると同時に職員室に押しかけ、受け持ちの先生を殴る蹴るのあげくに、机四十六個と椅子十二脚のほかストーブをこわし、さらに、職員の外套や帽子を全部廊下に投げ出して、靴で踏みつけたり引き裂いたり、乱暴の限りをつくした。

 同じ昭和11年(1936年)5月22日の朝、富山県立某中学校(旧制)五年一組の教室で授業中の教輸を、クラスの生徒が袋だたきにする事件があった。

 この教室では、A教諭の授業中だったが、そこへ前日に退学処分を受けた同級生が現れて、学校当局の処置を非難する演説をした直後、これに同情したクラス員十数名が、教壇に駆け上がってA教諭を袋だたきにした上、余勢をかって職員室になだれこみB教頭にも暴行を加えて昏倒させ、さらに校長室を襲おうとしたところを、職員多数によって取り押さえられた。

 急報に接した地元警察署では、頻発する同校生徒の乱暴行為に訓戒を与えるため、制私服警官十数名が自動車に分乗して同校におもむき、首謀の生徒を連行した・・・というもの。

戦前も結構やってたんですね。

出典引用は、前出が、北海タイムス 昭和11(1936年)年4月1日発行、

後出が、大阪朝日新聞 昭和11年(1936年)5月23日発行、

 

 

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