朝のラジオ体操はよくない？

「ラジオ体操第一」･･･懐かしい響きですね。小学生の頃、夏休みになると眠い目をこすりながらラジオ体操の集合場所に行きませんでしたか？

起きる時は眠くて、起きるのが面倒くさいし、弟2人を連れていくので大変でした。

集合場所は歩いて2～3分の位置ですから、目と鼻の先なんですが、目をつむりながら砂利道を歩いたものです。

小型のハンドラジオから乾いた音が流れて体操を始めると目覚めてきて結構暖かくなり気持ちがいい記憶があります。紐に結んだカードにハンコを押してもらい、参加賞のノートをもらって家に戻ります。弟は1学年下と３学年下なので私の足にへばりついたり、シャツを握って離さなかったりで、下の弟が高学年になるまでは大変だった。

そんなラジオ体操を現在、デイサービスで昼食前に真面目に行っています。デイサービスがなければ、こういう機会も(根性も)なくてなかなかできないと思います。初夏は早朝のジョギングも気持ちいいものですが、暑くて寝付けないのに早起きしてジョギングしたら、倒れてしまいますよ。

ここまで言ってるのになんですが、朝のラジオ体操は夏バテ予防になるんでしょうか？

結論から言えば、逆効果だと言われています。人間の血圧リズムは朝は高く昼から夜にかけて下がっていきます。高血圧の早朝は運動を控えてくださいとの事です。早朝ジョギングで、高血圧で心臓発作を起こした例もあります。低血圧で･･･という声はリズムが狂った状態だと理解してほしいと言われます。

運動をするのなら、血圧の下がってくる午後遅くか夕方がおすすめだそうです。午後も早い時間だと、夏は高気温のため、熱射病や発汗による脱水状態にもなりかねませんとのことです。逆に冬は、気温が下がりすぎるので、夕方からの運動は×

また、夏バテ防止を考えるなら春ころから始めるのが〇。尚、運動は何でもいいそうです。継続することが大切との事です。