お知らせなどのメッセージ

設定が安定。人生100歳の為の足腰の運動や認知症の現象などと、ミニ知識で脳トレの実践を目指していきます。

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ただいま~!

日常

昼食の前に昨日の作業の疲れが出て眠気が襲ってきた、女房が帰宅するには、小一時間あるので、ちょっと横になろうとベッドに、これが気持ちよかったのか、疲労が大きかったのか眠りに負けたようだ。目を開けてみると、ベッド横の部屋の引き戸のそばに女房のカバンが見える、あれっ!帰ってきたのかな?・・・何の動きもない、おかずでも作っているのかな。

体が熱い! 高校時代の浜辺での合宿が目に浮かぶ、こんなの熱いうちに入らないな、この暑さは意識がしっかりしているし、体の上っ面だけが暑いだけだ。

ベッドから掛けた羽毛が落ちそうだ、手を伸ばしたら、体がずって落ちていった。ベッドの横から下にどんどん落ちていく、どこまで落ちんだろう、と思いながら、身を任せたままで銀色ぽく見えるベッドの横の壁に吸い込まれているようだ。恐怖などは全くない。落ちている下の方向に目をやって覗いているくらいである。

  ・・・・お昼だよ、食べてないんでしょ? 天ざるだから伸びるよ・・・・

  ・・・・具合が悪いの?・・・・

遠くで女房の声がする、壁の銀色の下降速度が極端に落ちた。今まで見えてなかった部屋の雰囲気が伝わってきた。

目を開ける!

部屋の中でベッドに横になっているのがわかる。

「なんでエアコンつけないの、こんな熱い部屋で・・・・」

氷の解けたカルピス、マグカップのコーヒーが目に入るが、のどの渇きを超えて、朝飲む予定の薬4錠が目に入ったので、まずそちらに向かって薬をのんだ。そして、生ぬるいカルピスを一気に飲みほしていた。テーブルを見ると、キーボードの前に揚げ物と蕎麦が置いてあった。

火照った体はそのままで蕎麦を口に運んだ、たいして味がしない。

翌日月曜日に病院に行って、同居の次男にコロナの陽性が出た。

散歩の止まり木 ここ