計画・企画、迷わず前進!レールは後から敷かれる
ここんとこ我が家の旅立った親たちがやかましい。 いろんな悪魔も活発に動きまくっていて、入り乱れてうるさくて仕方がない。
コロナでとことん追い詰められているんだが、素直な所、他人事の様に感じている事も事実である。
平穏であると言うことは、言い変えれば退屈であると言う事である。
安定していると言う事は、言い変えれば刺激がないと言う事である。
しかし、人間と言うのは我儘な生き物なんですね。
刺激にまみれている時には、ホッと一息つけるような安息を求めます。
けれども、安息を手に入れて体を癒した暁には、変化のない安定に苛立ちを覚えます。そうして平穏を捨て、先のわからない人生の航海へと旅立ちます。
大なり小なりその繰り返しである。
安息を手に入れて満足し、その満足に対し不満を覚える。その不満を解消する為に満足を手に入れる。まさに終わることのない回転木馬のようですね。これを不毛で無意味な行為だと思いますか?
私にはそうは映りません。
手に入れる刺激もその都度異なるでしょうし、安らぐ場所もその都度変わるからです。
いわば走り続ける列車と駅の関係でしょう。 列車は走り続けます。先へ先へと。その先に、何があるかはわかりません。ひょっとしたら、ずっと走り続けるのかも知れません。終わりはないのかも知れません。
でもだからと言って、走り続ける事が無駄とは言えませんよね? 車窓から見える風景は、場所ごとに異なるでしょうし、乗り合わせる人々も変わることでしょう。
一時の停車駅は豊かな情緒に富んでいることでしょう。
途中で、走るのをやめた列車もあるかも知れません。
停車駅を気に入り、そこで永遠に止まる事もあるでしょう。
通り過ぎた駅が忘れられず、引き返していく事もあるでしょう。
それは、人それぞれです。
さて、今の貴方は一時停止中ですか?
もう走りたいと思っているのではないですか?
でも走り出す事にためらいも感じていますね前回と変わりません。
走りたいのならば、どうぞ前に進んでください。今回は貴方が動き出した方向にレールは敷かれます。
貴方が動かなければ何も始まりません目的地を決める事が出来るのは貴方だけなのですから。
そうすれば、あなたの新たな魔法の蓋が開くことでしょう。
散歩の止まり木 ここ