方向音痴? に陥った

認知症

 

どうしよう?

階段下から話声が上ってくる、女子高生たち、ある意味懐かしい!?

掲示黒板のあった頃は待ち合わせ、居場所指定などで書き込んだ記憶

が浮かんでくる迷ったままの状態だが、交番が移転する前の景色と重

なり方向音痴?の不安はない。

ただ、出口が解らないのである。今いる場所は改札を出た旧キヨスク

前の通路。(記憶の映像)である。

経緯はこうである。

大和のシリウスにタクシーで行き、帰りを鶴間まで小田急江ノ島線の電車にしたのである。

鶴間駅では乗降が少なく、膝の悪い私は、階段を手すりを使ってゆっく上ったのである。

 階段を登り切った時には自動改札機だけで、駅員さんも奥に戻って居なかったのである。

私は窓下に置かれた切符を入れるのであろう箱があったので、切符を入れて改札機の外側に出た。

1階のバス停側のエレベーターを探す。

電車のホームに出たので慌てて改札へのエレベーターで先ほどの改

札に向かう。

ここで完全に頭はまっ白になっている。

     今いる所はどこ?、困ってるのは何?探しものは何?

  降りよう! ・・パチンコ、カラオケ記憶にある、出ればいい

  卒業式が終わって3年生と講師でカラオケに行った時の事を思い出す。

 この階段を降りよう!

吉村酒店側ではないが、踏切を渡ればよいから。そんな事を考えながら階段を降りる。

 

交番があった頃の景色を重ねながら、・・・・

予想した通りの線路際にでた。ホッとする。…

見慣れたお店や風景が広がっている。

つい先ほどまでの不安は、どこじゃ!

 吉村酒店も線路向こうに見える。

   あっッこれは‼ レビー小体の幻視だな

幻覚と妄想 東京クリニック鎌田さんのWEBによると

幻覚と妄想

レビー小体型認知症の人に見られる特徴的な症状といえば、視覚にまつわるものがあげられます。
幻覚;幻視や見間違いです。また、それに伴う妄想や作話などもしばしば起こってきます。
幻覚とは「対象なき知覚」のことです。つまり対象は存在しないが、はっきりとした感覚が存在するといことです。幻覚には、幻視・幻聴・幻触・幻臭・体感幻覚・幻肢などがあります。レビー小体型認知症の約80%の人に幻視がみられるとされてます。幻視は、本人にはありありとみえています。

動物に関するもの
猫が部屋の隅にいる。
ネズミが壁を這いまわっている。
ヘビが布団のうえにとぐろをまいている。
ご飯の上にふりかけのように黒い小さな虫がいっぱいいる。

人に関するもの
知らない人がいつも2階から覗いている。
死んだお父さんが隣にいる。
ロシアの兵隊が、ベッドの周りをまわっている。
知らない男の人が、ベッドに入ってくる。

環境に関するもの
床が濡れて水溜りができている。
あたりが一面の花畑になっている。
ものが吸い込まれていく。

見えるものはその人によって様々に異なりますが、小動物や虫、人物が一般的で、多くの場合動きを伴います。人が見える場合、相手を特定することもできる場合もあれば、「顔がはっきりしない」「ぼやけけている」「仮面をかぶっているよう」などと表現されることもあります。
色彩もあることやないこともあり、きっかけなく突然現れ、一瞬のことも、数分あるいは数十分と続くことが一般的で、長時間持続していることはありません。

<東京クリニック鎌田さん>のページより